【イベントレポート】「Japan Drone/次世代エアモビリティEXPO 2025 in 関西」に出展・登壇しました
2025/12/11
ブルーイノベーションは、2025年11月26日(水)〜27日(木)にグランフロント大阪(ナレッジキャピタル コングレコンベンションセンター)で開催された「Japan Drone/次世代エアモビリティEXPO 2025 in 関西」に出展・登壇しました。会期2日間で来場者数は3,006名、コンファレンス聴講者は1,131名にのぼり、関西圏を中心にドローン・次世代エアモビリティへの関心の高さが改めて示されました。
本展示会で当社は、「公共インフラ点検におけるドローン活用」、「大阪・関西万博でのドローン/空飛ぶクルマ運航管理」という2つの社会実装テーマを掲げ、展示とパネルセッションを通じて“現場に根ざしたドローンの価値”を発信しました。
■【パネルセッション】公共インフラ点検と万博でのドローン運航管理の最前線を発信
①「公共インフラ点検におけるドローン活用がホットトピックに!」
11月26日(水)15:30–16:30のパネルセッション「公共インフラ点検におけるドローン活用がホットトピックに!」に、代表取締役社長 熊田貴之 が登壇しました。
埼玉県八潮市で発生した大規模な道路陥没事故は、インフラ老朽化という“身近なリスク”を社会に再認識させる契機となりました。同時に、ドローンがその課題解決に大きく寄与し得ることも示されました。
当日は、日本が築き上げてきた公共インフラの現状を踏まえ、老朽化対策におけるドローンの役割と可能性について議論。今後、社会インフラを支える現場でドローン点検がどのように進化していくべきかを訴求しました。
②「世界初・万博会場上空でドローンと空飛ぶクルマの運航調整支援を実施」
11月27日(木)14:45–15:45のパネルセッション「大阪・関西万博でのドローン運航管理」には、社長室マネージャー 酒井和也 が登壇しました。
万博会場で実施された「ドローンと空飛ぶクルマの運航管理手法」の実証において、「現場での経験をもとに得られた課題・成果」や「今後の標準化・社会実装の展望」を、運航管理チームの当事者視点で共有しました。万博という大規模イベントで培った実践的ノウハウは、未来の都市型エアモビリティ社会において想定される貴重なユースケースとして注目を集めました。
■【ブース展示】老朽化インフラの維持管理や災害対応など、社会課題解決に向けたソリューションを展示
①屋内点検用ドローン「ELIOS 3」デモフライト
公共インフラやプラント設備など、屋内・閉所・暗所での点検ニーズに向けて、屋内点検用ドローン「ELIOS 3」を中心とした高度点検ソリューションを展示しました。会場でのデモフライトを通じて、GPSの届かない屋内空間での安定飛行、可視化・記録の精度、点検業務の省力化といった導入メリットを来場者の皆さまに体感いただきました。
②「BEPポート|防災システム」による次世代防災の提案
あわせて、ドローンポートを活用した次世代型防災ソリューション「BEPポート|防災システム」を展示しました。
災害時の避難広報や現場状況把握を自動化し、迅速な初動対応を支援する仕組みを、実際の導入事例とともに紹介。災害対応における“人手不足・初動遅れ・情報空白”を埋める具体策として、多くの関心が寄せられました。
■ご来場の御礼
当社ブースへご来場いただいた皆様、またご関心をお寄せいただいたすべての皆様に、心より御礼申し上げます。
当社は今後もBlue Earth Platform(BEP)を基盤に、老朽化インフラの維持管理や災害対応、人手不足への対応など多様な社会課題の解決を加速させ、ドローンと次世代エアモビリティが当たり前に活躍する社会の実現に貢献してまいります。
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