ダクト ・ 煙突内 をドローンで 点検 、所要時間 1日→ 30分に短縮

2020/9/16

ブルーイノベーション株式会社(本社:東京都文京区、以下ブルーイノベーション)は、この度、出光興産株式会社(本社: 東京都千代田区、以下出光興産)および日本工業検査株式会社(本社: 神奈川県川崎市、以下日工検)と共に、出光興産北海道製油所のダクト内と煙突内において球体ドローン”ELIOS2”による点検作業を行い、ダクト内点検では1日がかりの作業範囲を30分で、煙突内点検でもゴンドラを使い2~3日がかりで作業する範囲を半日で完了させて、時間短縮・コスト削減を実現しましたので、お知らせいたします。

出光興産株式会社北海道製油所での点検作業の成果

石油化学プラントにおけるドローンの活用が促進される中(次頁参照)、この度、ブルーイノベーションは出光興産および日工検と共に、出光興産北海道製油所のダクト内と煙突内において球体ドローン”ELIOS2”による点検作業を行い、以下の成果を得ました。
① (作業効率化)ダクト内部の素材の剥がれ状況についての点検では、1稼働日で実施する範囲を30分で完了。
② (コスト削減)煙突内点検では、従来ゴンドラを使い2~3稼働日かがりで作業する範囲を半日で完了し、費用も百万円単位で削減。
③ (省人化)鮮明な映像が撮影でき、付着や剥がれなどの凹凸具合がはっきりと確認。

点検作業 の 概要

ブルーイノベーションは、出光興産北海道製油所のダクト内と煙突内において、ELIOS2を毎秒約1.3mの速さで飛行させ、距離ロック*1の機能を使用し、内壁からの距離を固定しながら飛行させることで、鮮明な映像を取得し(画像②)、細かな状況まで確認できました。カメラも水平方向から真上に90°チルトするので、様々な角度から撮影でき、煙突上面の状況を正確に把握できました (画像①)。

<画像①煙突上部を斜め下から覗きこんで撮影>
<画像②ダクト内部のつなぎ目の状態>

腐食や剝がれのある不具合箇所については機体を接近させ、斜めから覗き込み、LEDライトの照射角も変えながら撮影することで、ダクト内部の付着や剥がれなどの凹凸具合がはっきりと確認でき、短時間でコストをかけずに効率的な点検作業が実施できました (画像③)。

<画像③斜めからLEDライト照射して撮影>

また、撮影後すぐに、専用ソフト上で不具合箇所の大きさの確認や、赤外線での熱検知の映像を確認でき、発熱の状況が把握できました。ELIOS2で撮影した映像は、AIが不具合箇所を自動検知した上で、点検箇所の様子が分かるように、3Dモデリングを作成することも可能で、一元化して不具合箇所を把握できます。
(*1撮影対象物から設定した距離(30~200cm)を維持した状態での飛行、等距離撮影が可能)
 
ブルーイノベーションは、プラントを中心に狭小空間でのドローンによる点検ソリューションを展開する、ドローンの先駆的サービス・プロバイダーです。2018年6月からの約2年で、プラント、発電所、大型の工事等を中心に約100現場以上の屋内施設で導入を進めてまいりました。今後も出光興産と連携を取り、プラント施設内において、特に足場や高所用作業車が組めない現場、有毒ガスや酸素欠の恐れがあるような箇所を中心に、点検員に変わる新たな手法として提案し、より効率的で安全な、ドローンによる点検ソリューションを展開してまいります。

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